「チェ 28歳の革命」

チェ・ゲバラについては名前の響きを知っているくらいで具体的な知識はほとんど無く、ただただベニチオ・デル・トロのカッコよさに釣られ鑑賞。

というかこの映画にチェ・ゲバラについてご教授してもらおう!という期待を持っていたのですが、それが間違いだったようです。

時系列を散らし少しずつ事実を明かす込み入った作風に不勉強な自分がついていけるわけがなく、もはや字幕を追うので精一杯。とにかく「勉強しとくんだった」という後悔の念で頭がいっぱいに。そういう意味ではご教授してもらえたのかも。ソダーバーグ監督、本当にありがとうございます(泣笑)。

しかし!チェ・ゲバラや歴史に対して鑑賞前より遥かに興味が沸いたし、鑑賞後にちょろっと調べて浅知恵もつけた。感化されて原作も買った。この勢いでDVDも買うだろう。すっかり革命されてしまったのである。

期待していた形とは違ったものの、わからないなりに画面に釘付けとなり、楽しい時間を過ごせました!無知な自分を釣ってくれたベニチオ・デル・トロに感謝です。オスカーノミネートされてもおかしくない迫真の演技でした。(★★★★)