2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「ラスト・ブラッド」

「BLOOD THE LAST VAMPIRE」は最近観たんだけど「セーラー服と日本刀」っていうビジュアルにどっかくすぐられる魅力があるだけで、作品的にはちっとも面白くなかった。時間制限のせいか説明台詞が多すぎて苦痛だった。言葉で言うならキャ…

「スター・トレック」

めちゃくちゃ楽しみにしていたSF超大作を鑑賞。今、俺の中でギレルモ・デル・トロ、フェルナンド・メイレレスと並び「間違いない監督」の1人であるJ・J・エイブラムス。昨年、彼は「クローバーフィールド」という快作を生みだし、ゴジラを見て育ってき…

「ターミネーター4」

試写会にて。過剰な期待ができる製作陣ではなかったし、アメリカでの興行成績は「ターミネーター展」ってのがちょっぴりジョークにも思えるアレレな結果だった。しかし、だ。これはそれほど悲観的になるものじゃない。もちろんジェームズ・キャメロンならこ…

「ミルク」

アカデミー賞主演男優賞、脚本賞受賞の作品。今年はこの調子でいけばアカデミー絡みの作品をほとんど劇場で観ることができる。まさか上映されるとは思ってなかった「レスラー」「愛を読むひと」「それでも恋するバルセロナ」が来月やる。スゲー楽しみ。栃木…

「重力ピエロ」

俺は映像化不可能という言葉が大嫌いなんだけど、最近の伊坂作品を観ていると素直に「原作に忠実且つ上質に再現するのは無理」と認めてしまう。この独特の世界観は「映像ではなく活字でこそじゃないか」と感じてしまい、何やらジンクスめいたものが確立され…

「セブンティーン・アゲイン」

「ハイスクール・ミュージカル」は大好きなシリーズなので、彼らが出ている映画はなるべく観てみようと思っている。んでこの映画。全米ティーンを夢中にさせているザック・エフロンが選んだ役は、優しくてイケメンで運動神経抜群。更に頼れる兄貴タイプとい…

「チェイサー」

実際にあった事件をモチーフにしたらしい韓国映画。韓国映画を劇場で観るなんて、たぶん「グエムル」以来だけど、なんかこうひさびさに胸につっかえる映画を観たわ。それこそ心に杭を打たれたかのようなこの心苦しさ。実世界ではなかなか味わえない絶望感を…

「天使と悪魔」

「ダ・ヴィンチ・コード」の続編を観た。前作は原作も読んでみたし映画も観た。だけどさっぱり覚えてないんだわな〜。ありえそうでありえない話に全くついていけなかった気がする。今回の原作に至っては存在すら知らなかった。そんな心持ちの俺がなんでわざ…

「フィッシュストーリー」

伊坂幸太郎の同名小説を映画化した中村義洋監督の最新作。同じコンビの映画「アヒルと鴨のコインロッカー」を観たときも思ったが、伊坂幸太郎原作の映画を観ると原作が読みたくなる。「これは映像よりも活字のほうが楽しめるんじゃないか?」と強く思ってし…

「余命1ヶ月の花嫁」

話題騒然の映画を鑑賞。感動なんてできるわけがないふざけた映画だった。自分とほぼ同年代で逝ってしまった長島千恵さんの冥福は祈るけど、映画の出来とは別問題。「実話だからストーリーは…」という意見をたまに耳にするが、アホか?と思う。映画にそんなル…

「バットマン:ロング・ハロウィーン」

昨年の大傑作映画「ダークナイト」の原点と言われるアメコミを読んだ。極上のサスペンスが展開されていて最高!面白かった!原点と言われるだけあって、確かに映画と似ている点が多かった。読みながら「へぇ〜これがあれになったのか〜」と頷きまくり。てか…

「GOEMON」

「CASSHERN」の紀里谷和明監督の5年振りの作品。前作を「才能に溺れ沈んだ作品」だとすれば、本作は「溺れて岸辺にたどり着いた作品」。はい、意味不明ね。いやはや紀里谷監督は自ら出演してまで何を目指したんだろう。まったく近頃の天才の考えて…