2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

渋谷で1000円2本立て『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』と『モンスターズ/地球外生命体』

『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』 グラフィティアートという文化を知らなかったので結構困ってしまったんですが、要は映画のスクリーンという壁にバンクシーが描いた「アートへの侮辱」に対する風刺、という作品だとは思うんですが、あくまで単な…

スティール・ボール・シャマラン『デビル』

M・ナイト・シャマランによるニューレーベル「ザ・ナイト・クロニクルズ」劇場公開作品第1弾*1。シャマラン自身は裏方に回り、若手監督の育成に励むという企画。「ザ・ナイト・クロニクルズ」は「シャマランの編年史*2」という意味になるのかな。何にせよ、40…

となりのジブリ『コクリコ坂から』

スタジオジブリ最新作。結論からいえばお話のとっちらかった駄作だ。雰囲気のいい音楽と馴染みあるジブリのアニメーションから受ける印象は良いのだけど、如何せんそこにドラマが流れていない。宮崎吾朗監督が「どう描くか」ではなく「何を描くか」という注目点…

きっとオールライト『キッズ・オールライト』

リサ・チョロデンコ監督作品。母2人に長女長男というとても複雑な家族構成の一家の物語ですが、差し当たる問題は一般家庭と同じ。なにかの変化をきっかけにぶつかり合ってしまったとき、背を向けず、ふたたびどう向き合うか?という物語。 タイトルの『キッ…

くりごはんが嫌いな方のおうちへゆきました@新潟

ボクがブログをはじめたキッカケとは彼女と別れて暇でモテない男子の仲間入りしたちょうど3年前くらいにくりごはんが嫌いを読み始めたことなんですが、今回念願かなってカチキチさん邸へ突撃することができました!すでに詳細なレポートを皆さんお読みにな…

沈黙の鉄板『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』

トッド・フィリップス監督最新作。1作目もモチロン好きは好きなんですが、爆笑しながらの鑑賞、というよりは伏線回収の予測不能な素晴らしさに驚きっぱなしで、鑑賞後にジュースとポップコーンが相当余ってしまうといったどこかドラマ然として見てしまった節…

クラクラ少女『アベックパンチ』

古澤健監督最新作。男女が手をつないでいることがルールの架空格闘技「スポーツアベック」。しょーもない毎日を送っていた男二人がこの「アベック」と出会い、擦り傷や切り傷が痛くてたまらないのだけど、その痛みも一緒に笑顔になってしまう、みたいな青春の二…

普通じゃない!『127時間』

ダニー・ボイル監督最新作。ハイ、昨日の『SUPER 8』より先に見ていたんですが、鑑賞後にとてもモヤモヤしてしまい、でもそれをどう説明すればいいのかわからない、という病気を患っておりました。アウトドア大好き青年が手を岩に挟まれて遭難。それだけの話…