「DRAGONBALL EVOLUTION」

ファイナル・デスティネーション」シリーズの監督だったので、それなりに楽しめるだろう、と思っていたのが大間違い。

完全に甘かった。どうしてこんな映画を世に出したのか。制作費を何に使ったんだ?とにかく不思議でしょうがない。

ドラゴンボールじゃないところはダメ。ドラゴンボールっぽいところはもっとダメ。青春映画としてもダメ。アクション映画としてもダメ。どうダメだったのか思い出したくもないし、どこが良かったのかも考えたくない。

冒頭の修行場面を目撃してからは、もうドラゴンボールから換骨奪胎した別モノ!と意識したが、時折、ドラゴンボールを想起させる描写があるため、脳内変換が難しい。この映画はある種の拷問かもしれない。

もしも神龍がいてくれて、願い事を1っだけ叶えてくれるなら。「この映画をなかったことにしてください」と頼む。(☆)