「ナイト ミュージアム2」

すっかり「Scary Movie」と化してしまった博物館映画を観てきました。お盆ということで劇場は大混雑。ごった返す人並みをかき分けてチケット販売へ向かうと、なぜかトランスポーターだけが売り切れになっていて驚いた。アレそんなに人気あったっけ?「2」がやったときよりジェイスン・ステイサムの知名度が上がったのかな?試しに一緒に観に来た友人に「トランスポーターって知ってる?」ってきいてみたら案の定「なにそれ?トランスフォーマー?」と返された。やっぱりマニア向けなんだなぁ。まさか今夜に大集合してたのか。

話それまくりだけど、この「ナイトミュージアム」。前作はバカバカしい子供ノリがなかなか好きで、結構楽しめちゃった記憶がある。なので今作も予告編を観たときから楽しみにしていて、これから観る予定の作品の中では案外好きになっちゃうんじゃないの?と思っていた。そしたらですね、うーん、まぁ別になんとも思わなかったなぁ(笑)てか本編がどうでもよくなるくらいエイミー・アダムスが可愛くて!彼女はもっとチョイ役かなぁと思ってたら、かなり主役級だったんで、もう字幕とかそっちのけでエイミーのケ…じゃなくて明眸皓歯っぷりに釘付け。今までは新作追いかければいいや〜くらいの「好き」だったけど、今日初めて過去作もチェックしようかな、と思わされた!

アメリア・イアハートはよく知らないんだけど(笑)とにかくキュートなキャラクターだった。腰に手をあてながらニコッとウインクされたらたまりません。そんな魅力的な彼女にチューしまくりのベン・スティラー。「イエスマン」のジム・キャリーに続いて殺意を覚えたわ。あーゆーときの俳優って本当にうらやましいよなぁ、、、。お尻くっきり(!)のアメリアコスチュームのほかに、普段着まで披露してくれる彼女。しかもメガネ付き!あの姿を見たときにもう満足できました。

ただそれが「ナイトミュージアム」の魅力かというとまったく違うわけで、、、。まぁぼくの見方も悪いけれども(苦笑)どうも敵場面に時間を割きすぎていて、肝心の「スミソニアンの戦い」がドタバタすぎてどうでもよくなっちゃったし、子供をなおざりにしているのも気になった。あと前作で可愛かった恐竜ちゃんのポジションにあのタコは無理。アクションは悪くはないけど良くもない。パロディ具合はなんかどうでもよかった(笑)

結局終わってみればエイミーの印象しか残ってない。そーゆー意味では博物館映画として完璧なのか。「サンシャイン・クリーニング」の上映が待ち遠しい!(★★★)