「20世紀少年 ぼくらの旗」

しっかり予習・復習をしてのぞんだ最終章でしたが、残念ながらつまらなかった。なんかねぇ、もうあそこは駄目だとかあそこは良いかもとか、あーだこーだ書く気が起きないです。とにかく長いし、どいつもこいつも説明ばかりだし、、、。記憶を呼び覚ましたくない。映画を観たあと久しぶりに「時間返せ」と思いました。まぁ感じたことを一言で言うと「こうまで陳腐化するのか」ですかねぇ。うーん、なんかほんとどうでもいい映画でした。

先日DVDで「ハルフウェイ」を観ましてですね、すげぇすごく楽しかったんですよ。もう大爆笑の連続!エンドロールが流れたときにまだまだ観ていたいなぁと思わされる作品でした。それもそのはずで「ハルフウェイ」は85分しかないんですよ。これは劇場に行っとくんだった!と後悔しましたね、えぇ。それに比べ…と書こうと思ったけどやっぱやめた。なんかもう本当にどうでもよくなってしまった。この映画なかったことになんねーかな。

映画館で映画を観て、ここまでどうでもいいやと思ったのは初めてかもしれない。なんかねぇ、この3部作で描かれてきたことすべてがあのエンドロール後「だけ」の為だったと思うと、、、。ぼくは時間を無駄にした気がしてならないですよ。観ているときの興奮バロメーターがずーっと平行線。それはまるで心肺停止してしまった心電図のようで、なんだか映画を観ている感じがまったくしなかったです。ただスクリーンに映し出されている光の反射を浴びているだけ。

浴びていると言えば、物凄く市民の皆さんがおっ死んでたよねぇ。ワクチン配るとことか絶望しかけたよ。なんだあれ。物語は「ともだち」のことばっかりで、本当の友達を描くことを放棄したみたい。おい!堤幸彦!これじゃあ全然コピーできてないぞ!、、、あぁ一瞬映画を思い出してムカッときたけれど、やっぱりどうでもいいや。もう何を言っても時間は返ってこないんだ。これでおしまいにしよう。

とりあえず堤幸彦とは絶交だ。そのへんのロープで首をくくり、仏にでもなってしまえ。(★)