「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」

「X-MEN」は正統派のアメコミ映画にはできないんだなぁと痛感した。「アイアンマン」や「インクレディブル・ハルク」のように劣化コピーと対決させるのは1作目だけに許される逃げ場だと思うけれど、すでに映画を3本もつくっており、出し尽くした感があるためそんな逃げ場などない。シュワちゃんみたいなマッチョヒロイズムを感じる映画で話の二手三手先が読めてしまう。てか「コマンドー」「ターミネーター」を思い出しました。あのどんでん返しじゃ破綻を招いていて自滅だろう。期待していたガンビットの見せ場やアクションシーンは予告編で目撃済み。やっぱり悪役に魅力がないアメコミ映画は面白くないなぁ。(★★)