「ホッタラケの島 遥と魔法の鏡」

設定や脚本に謎や適当さがかなり多く、90分ちょいの作品なのに体感では120分を超えていた。病室でのぎこちない動きが、ぜんまいの切れかかったオモチャみたいに見えてホッタラケにしておけない気持ちになる。ただ流れは日本らしい通過儀礼モノなので嫌いではないし、花火が砲撃に使われるのは綺麗だなと思った。上映後、小学生くらいの女子たちの「面白かった?」「わかんなーい」「お腹へったー」という会話が。人が一番ホッタラケにするのはつまらない映画だ。ジャパンツアニメーション。(★★)