「キラー・ヴァージンロード」

上野樹里の顔やキャラは好きではないけれど、予告で目撃したダンスシーンがなんだか楽しそうだったので鑑賞。ハイテンションな感じで物語が転がりだし、二人が出会うまでは予測不能で楽しめるんだけど、映画の目的地が判明すると一気につまらなくなる。個性的な役柄を当てられた脇役もみんな薄味で結局は上野樹里が一番濃い。後半は風呂敷ならぬカーペットを敷きすぎたようにダラダラしてしまい、「着痩せするのね」と言われたあと、ウェディングドレスに着替えると本当に背中がヤバく見えてしまった。結局あの姿でバイクにまたがる画を撮りたかっただけに感じた。物語の無駄な贅肉もそぎ落としてほしかったなぁ。(★☆)