時代は変わる、ジブリは変わる?

新年会やら何やらもだいたい終わりで、来週には普段通りのかんじになってくるかと思いますが、その新年会やら何やらのときにやっぱり映画の話とかしたんですよ。「今年(去年)映画なにみた〜?」ってな具合に。んでみんなおもしろいように同じ台詞を吐くんですね。まず挙がる作品がほぼ一緒です。少年メリケンサックぅ〜ドロップぅ〜サマーウォーズぅ〜20世紀少年ん〜ワンピースぅ〜、というように、まぁぼくは口を挟まないほうがいいかなぁってかんじですよ。

それは仕方ないとしても、そこから色々と話がめぐって、最終的にはいつもジブリの話になるわけですよ。ジブリの話が通じない人なんてまずいなくて、みんな何かしら好きな作品がありますからね。ただ、ここでも『耳をすませば』っていう耳をふさぎたくなる流れになる場合が多いんですが、そんときは『魔女の宅急便』のほうがいい!ってことを力説します。同じだって人もいますけど。なんとなく思うんですけど、『魔女宅』と『耳すま』の良いとこが交ざり合えば満場一致の傑作になるんじゃないかと。いや、やっぱよくわかりません。そして話がそれました。

本題に入ると、この間ニュースで知ったんですけど、今年やるみたいじゃないですか?ジブリの新作。『かりぐらしのアリエッティ』でしたっけ?監督が初監督の方で宮崎駿が製作?脚本?両方?とにかく宮崎駿監督ではないということで。これはジブリの未来がちょこっと見えるんじゃないか、と結構思うところがあります。というのは、今現在ポストジブリと呼ばれているのは細田守原恵一今敏ですよねたぶん。んで、その3人のぼくの印象が、細田守はサマウォで一歩後退して、原恵一は今年新作やるらしいからそれ次第で(『河童のクゥと夏休み』はちょっとやだ)、今敏は好きだけどアクが強すぎる、という状態。ぼくは特別ジブリ大好き!ってわけじゃないし、作品に関しても普通の意見しかないけれど、ぼくのなかではポストジブリって空席なんですよ空席。これは当然「宮崎駿が引退したらやばいんじゃね!?」という危機感につながっちゃうワケで、この前なんとなーくポニョを観たときにそれを思い出して、なんだか不安になってしまったですよ。

去年観なくて後悔した作品ナンバーワンが『マイマイ新子と千年の魔法』なので、観たらそんな不安消えちゃうのかもしれないけど、やっぱりジブリって日本が世界に誇れる数少ないコンテンツだからなくなるのはいやですよ。そもそも「代わり」なんてものが期待視される状況に何とも言えないものがあります。いや「変わる」ことはたのしみっちゃたのしみなんですけど、ジブリってやっぱりイコール宮崎駿なイメージがあるから、、、まぁ他にも色んな方がいるんでしょうけどねぇ。ハァ、なんだかすごくテンション下がりました。よくわからなくなったので、突発的にジブリ作品、というか宮崎作品ベストテンを!(今さら気付いたけど、ちょうど10個なんですね)。何かしら観た瞬間にすぐ入れ替わってしまう気まぐれランキングです。

1.もののけ姫
2.千と千尋の神隠し
3.天空の城ラピュタ
4.魔女の宅急便
5.ルパン三世 カリオストロの城
6.崖の上のポニョ
7.風の谷のナウシカ
8.となりのトトロ
9.ハウルの動く城
10.紅の豚

です。上位5っが何回も観たくなる大好き作品で、下位5っはちょっとなぁというとこが拭えない感じです。とにかく物心ついた頃からジブリってあるんで、おかしなことにはならないでほしいです!たのしみだけど不安!そんなかんじですよ。