「破」は?「ハングオーバー」は?

今年に入ってからずぅぅぅーっとある衝動に駆られているのだけれど、これが困ったことにいつになったら実現するのかさっぱりメドが立たないのです。ぼくは基本的にはMじゃないので、そろそろちょっとガマンの限界どえす。まあその衝動ってのが、マリ…いやヱヴァ破をもっかい観たい!なんだけど、とりあえず早ーくもっかい観たいですねえ。あのヲタ…いや愛する子どもをあやすような『今日の日はさようなら』と、まるで合唱コンクールで喜びを分かち合おうとでも言いたげな『翼をください』。あの二曲をきいたときの「悪寒」をとにかくもう一度味わいたいんですよ。え?だからMじゃないですってば。まあさっさとDVD/BDの発売日を決めやがれってーことです。

はやくでないかなーと思いながら、昨日3月発売DVDのラインナップをチェックしたんですが、頭には『サマーウォーズ』がでちゃうじゃないですか。マリ、遅刻だぞ。まったくなんかを狙って未定にしてるんでしょうか。それともジブリのつもりなんでしょうか。よくわかんないけど、とりあえず『96時間』は買いますね。去年の暮れに『ダークマン』を観たんですけど、いやおもしろかったです。あーゆーのをケレン味って言うんですかね。リーアム・ニーソンかっけー!ってことで『96時間』がさらに観たくなりました。

んでボケーッとそのラインナップをみてると、あれま!ゴールデングローブ賞を受賞しても公開されない『ハングオーバー』があるじゃあーりませんか!去年のクリスマスから大晦日にかけてほぼ毎日飲んだくれて、ほぼ毎日後悔を味わったぼくですから、きっと大いにたのしめるんでしょう。日本にはアメリカのコメディ映画を「おバカ」だとか「お下品」だとか言って、まあそうなんだけどなんか「程度が低い」って見下す空気がありますよね。しかも映画に興味のない人にまで伝わるくらい。たしかに日本のお笑いは素晴らしいとは思うんですけど、最近お笑い芸人がつくった映画にロクなのがないってことを考えると…ですね。

まあこの公開されない→署名運動!ってゆー流れはぼくの知る限りでは『ホット・ファズ』から生まれたと思うんですが、やっぱり日本ってヘンですよ。いくらコメディものとかゾンビものとかの公開を控えたって、誰々をバラバラにしたみたいな殺人事件は減ってないじゃないですか(減ってたらごめんね)。だいたいそーゆー映画を心底たのしめる感性があるなら、一方で『グラン・トリノ』みたいな映画にも感銘を受ける人間性を持ち合わせているもんなんですよ。その逆の人間、つまり映画に影響されて殺人や薬物などに手を染めてしまう異常者がいるならば、彼らにとって抑圧は逆効果なはず。そこんとこを無視する日本の鎖国的というかPTAくさいとこはぼく大ッ嫌いですね。それでいて日本は世界中から「変態」のレッテルを貼られてるんだからまったくお笑いですよ。

なんかイライラしちゃったなもう。今日は『かいじゅうたちのいるところ』を吹替で観て飲みいこ。じゃ、まーたー会ーうー日までー♪