世界中へアイウォンチュー「プリンセスと魔法のキス」

はじめのうちは矢継ぎ早な展開だったからさ、なーんだ子供向けか、ポップコーン買っといてよかったぜ、なんて肩の力抜いて見てたらさ、まあ、思いっきり泣かされたよね・・・。あれは泣くよ・・・。

ぼくは結構感動ラインがひくいから、ちょっとでもツボに入るとぽんぽこ泣いちゃうんだけど、さすがにこの映画で花粉症でもないメンズが鼻スンスンするのはちょっと恥ずかしくてさ、てか終わったときに涙の跡が残ったらやだなと思って、久しぶりにハンカチ片手に握り締めながら観ておりましたね。フフ、ハンカチ王子と呼んでください。

海外のアニメ映画ってさ、宇都宮じゃ吹替しかやんないんだよ。話題充ての。唯一、ピクサーだけは字幕もあるけどさ。○○で声優に初挑戦!ってあれ上手い下手は別としてファンは望んでるのかね?てか吹替の配役って誰が決めてるんだ?まあ、それはいいとして、今回久しぶりに違和感なかったなあ。声優さんってみんな歌うまい。こてこてディズニーものは吹替のほうが好きかも。

あと、思ったのは絵本を読み聞かせる反応で「このコはこういう子供なんです」って場面。あれ見るとさ、「ああ、そういうタイプね」なんて思っちゃうけど、あの場面でぼくが考えたのは、もし自分に子供ができたらってことで、あの本にはどんな反応を示すのだろう。あの映画のどこで喜ぶのだろう。アンパンマンドラえもんどっち好きになるかな。そもそもそういうものに興味を持つのか?男の子だったらやっぱり電車に興奮するのかしら・・・。女の子だったら・・・何?今は何よ?なんてことばっかり考えてたら、すごく楽しい映画だったんだけど、ちょっぴりさびしくもなりました(笑)そういえば歳の離れた弟の一人称が「おれ」になったときは兄さんさびしかったよ・・・。なんにせよ、こういう映画を家族で観たい!という夢ができまひた!

喧嘩するほど仲がなんちゃら。ああ、うらやましい。ぼくのプリンセスはいつくるんですか。もうあわひ・・・いや!いかんいかん!(★★★★)