いずむうびい謹製2010年上半期の映画ベストイレブン
岡田JAPAN!感動をありがとう!日本代表の未来は明るい!なんて手のひらを返したくなる今日この頃ですが、そろそろサッカーに興味のないひとたちはウンザリなのでしょうか。ぼくとしては動物が初めて見たモノを親と認識するアレで、98年W杯からずぅーっとアルゼンチン代表を応援しているので、これからが本番、これからが勝負なのであります。目指す頂はドイツ、スペイン、ブラジルを倒しての優勝!・・・た、たまらん・・・!
そんなワケでここ最近映画館に行ってないのですが、上半期の映画総括です。6月までの劇場鑑賞は36本。近年で一番少ないんですけど、さいたまや都心部まですでに4回も映画を観に行ったり、文学フリマに行ったりとなかなか映画好きっぽい生活をしていたんじゃないかと思います。では劇場鑑賞した36本の中からW杯にちなんでベストイレブンを選出!
「(500)日のサマー」
★音楽のシャレオツ具合にはついていけないんだけど、青っぽい服がたくさん出てきて目の保養になります。「運命の恋」は100%運命でできてるワケじゃないってトコが素敵です。
「インビクタス/負けざる者たち」
★役者としての幕を下ろしたクリント・イーストウッドがまず声高に叫んだのが「信じる力」。反則技だ!と言いたくなるくらい泣かされました。
「ハート・ロッカー」
★男の中の男を描いたドラマとして面白く、爆発シーンやスナイパー合戦など緊張感も抜群。妻の気持ちを考えると男心に刺さるモノがあります。
「花のあと」
★思わず背筋を伸ばして観てしまう丁寧な映画。綺麗な景色とべっぴんサンがたくさん映ります。北川景子が本当に綺麗でした。
「プリンセスと魔法のキス」
★童心に返らせるんじゃなく「こどもに見せたい!」と思わせてくれる見事な映画でした。
「NINE」
★品が無いと思う場面もあったんですが、そんな小言を飲み込ませる圧倒的なスペシャル感。そして、どれだけ孤独になっても消えることのない映画への情熱。
「マイレージ、マイライフ」
★人生観にとても共感できるドラマ。あのラストを迎えて、それでもなお前向きなエネルギーを失ってないところがすきです。
「17歳の肖像」
★主演を飾ったキャリー・マリガンが本当に素敵で可愛くて綺麗でたまらない映画。物語も多くの「17歳だったひと」の共感を呼べるものではないかと。誰にだって他人から見れば馬鹿にされる歴史があるはず。
「パリより愛を込めて」
★トラボルタ先生がホンモノの男に仕立てあげてくれます。案の定、キーラ・ナイトレイ似の女優さんの名前は忘れてしまいました。
「告白」
★善悪の問題なんて映画から教わるモンじゃないので、ラストの台詞は堕ちてしまった者の自己暗示と捉えています。美月役の橋本愛様が大成してくれると嬉しいデス☆
「アウトレイジ」
★たけしの演技が微妙だったと友達が言ってたんですけど、確かにたけし演じる大友だけは身の振り方に迷いがある感じで、そういう意味では微妙だったかと。とにかく役者の魅力を味わうだけで楽しい映画です。
以上でした。まだ韓国映画を観れてないというのが残念ですが、今月は「トイ・ストーリー3」「借りぐらしのアリエッティ」「プレデターズ」「インセプション」と物凄く楽しみな作品ばかり。W杯が終わったらドバーッと観に行きたいと思う所存であります。あ、ワーストに選ぶようなイライラ映画はまだ無いです。それはそれで物足りないと思ったり思わなかったり・・・。それでは。