2010年に見た映画を全部ふりかえる@4月から7月
4月に見た映画
『ハート・ロッカー』2回目にして涙。この映画を見ながら一日中酒飲んで語り合いたい。
『シャッター アイランド』ネタバレしてからはおもしろかった。ネズミさんがスクリーン一杯大量に映るシーンは今年一番の恐怖映像。思い出すだけでゾゾゾてなる。
『第9地区』自分は少数派に回るとこんなにもビクビクしてしまうのかと縮こまらせられた作品。ヴィカスに感情移入できなくてフェードアウト。
『アリス・イン・ワンダーランド』2D鑑賞。ものすごく目の保養にはなったんですが、それ以外に何も掴めなくて脱落。なにか声をかけられてるような気はするのにその声が聞き取れないもどかしさ。
『タイタンの戦い』おもしろかった。輝く鎧を身にまとうオッサンに敬礼。
5月に見た映画
『時をかける少女』なんでアニメ版と比べざるを得ないハードルを自ら用意したのか。今だったらAKBの誰かでやるのかな。ゆきりんこと柏木由紀ちゃんが演じてくれたらオールタイムベスト入り確定なのに。
『戦場でワルツを』傑作。ラストのメッセージに打ちひしがれた。どう打ちひしがれたのかを覚えていないのは大問題である。
『ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-』『ダークナイト』を意識したつくりでまず成功を収めるのは誰か?当然本作ではなかったけれど個人的には嫌いになれない作品。ゼブラクイーンをやってくれた仲里依紗のがんばりに参った。
『17歳の肖像』2010年マイ2番手。名作の風格がありますよ!たぶん!
『クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』ここ最近の劇場版では一番つくり込まれていました。が、キャラ愛が裏目にでた感があって切なくなってしまいましたね・・・。
『9<ナイン> 9番目の奇妙な人形』ベクマンベトフ監督がアニメーションで腕試し!という心意気だったのかどうかはわかりませんが、短編を膨らませることに失敗していた印象でした。
『パリより愛をこめて』最高!年間ベストに入れても良かったくらい好き。最強の相棒がいる安心感のストリーム!バズーカを当たり前のように命中させるトラボルタ兄貴にしびれました!
『パーマネント野ばら』今年一番度肝抜かれた作品。内容を知らなかったので本当にびっくり。たしかに思い返せば伏線がうまく張ってあったけど、それが伏線だとはよもや思わなんだ・・・。震え上がってしまいましたよぼくは。おーこわ。
6月に見た映画
『ヒーローショー』見たくないものをうまく見せられた敗北感。映画にするならコテンパンに救いのなさを示すべきだったかも。
『告白』おもしろかった。中島監督は映画でどれだけ倫理を唱えても限界があると考えているんじゃないかな。それはイヤなことだけれど。またいつか見る。
『アウトレイジ』「大きなお世話だよバカヤロー!」と観客に向かって凄む北野監督の大物感がすごい。実質邦画ベストはこれだったけど続編があるそうなので、そちらへの期待をこめて除外。北野監督作品中3本の指には入れたいです。
7月に見た映画
『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日間』ラストのしっくり感はまるでビールを流し込んだときののどごしのよう。怠惰な感じの音楽もたまらなかったです。そして、深夜1時半現在ツイッターで知りましたがパート2日本公開決定とのこと。よかったですねえ。楽しみ。
『プレシャス』あの妄想のシーンが嫌いです。あそこまでやったら演技に見所がなくなっちゃう。母親も悪者にしすぎ。
『プレデターズ』オープニングで「これは・・・!」と思わされたのがピークでした。焼肉が食べたい日に生姜焼きで我慢したかのような食い足りなさ。狩る狩られるのメッセージとか、求めてるのはそーゆーことじゃねえんだな。
『トイ・ストーリー3』大傑作!以上!
『息もできない』この映画を評価している自分とこんな話見たくないと思う自分がいて困りました。登場人物たちにどこか距離感を感じるハメに。むずかしい映画だったなあ。見直そう。
『借りぐらしのアリエッティ』一番怒りを覚えたのはこれかも。ぼくにはイイ話「げ」にしただけの映画にしか見えなかった。でもジブリだし。いいよね。うん。
『インセプション』個人的には言われているドヤ顔はそれほど感じない。たぶん、ノーラン監督って人付き合いとか苦手でしょう。あと声ちっちゃそうだよね。タランティーノは映画をおもちゃ箱に詰めてくれるけど、ノーランはがっちがちに施錠したスーツケースにしか詰め込めないんだと思う。でもそこに漂うフォーマルさにこそぼくはシビれる!あこがれるゥ!
『ローラーガールズ・ダイアリー』最高の映画!みんな大好きだぜ!!
うーん、作品によって言葉少なになってしまう自分に喝ですね。次で終わります。