2010年に見た映画を全部ふりかえる@8月から12月

8月に見た映画
ヒックとドラゴン98分でわかる伝説のつくり方。『ナウシカ』と名を連ねても何ら遜色ない大傑作。ヒロインかわいいよヒロイン。←名前忘れた・・・。
ベスト・キッドジェイデン坊やの身体能力の高さにびっくり。これぞエンターテインメントという物語に号泣。ジャッキーにカンフーを教わるスペシャル体験映画。

9月に見た映画
『カラフル』物凄い労力がかかっているんだろうけど、実写がやっていないことをアニメーションで描いたとして一体何の解決になるのか。かつての邦画はやっていた。それだけじゃないか。
宇宙ショーへようこそ本年度アニメ映画マイベスト。2時間を超えてしまっているのでサービスとして失敗は失敗だけども、これから夏がきたら毎年見ると思う。本当に好きな作品。アドベンチャーらしく片田舎から宇宙まで舞台が変わるので、キャラクター全員の色んな一面を描けていた。オープニングの田舎描写だけを見たらその後の宇宙での様子など想像もつかない。最高に楽しかった。
レポゼッション・メンおもしろかった。怪作。フォレスト・ウィテカーの歪んだ友情が恐ろしかった。
『ベンダ・ビリリ! 〜もうひとつのキンシャサの奇跡〜』奇跡を実況生中継。ドキュメンタリー作品に不慣れなせいかどうしても映画は劇映画であってほしいとの思いが拭えず年間ベストでは5位にしましたが、それでも5位なのだ。
キック・アスしたまちコメディ映画祭にて。とにかく「新しい」とだけ感じました。個人的には映画のシリーズ第1作目によく抱くような物足りなさあり。

10月に見た映画
『ナイト&デイ』相方にキャメロンを起用したワケはなんとなくわかりますが(ほんとはわかりませんw)、個人的にはトム一辺倒、トムのてんこ盛りで押し切ってほしかった。
シングルマンはじまった瞬間オーラに圧倒されてしまう映像世界。何度も感想書こうとしたけどなんか言葉にできなくて歯がゆかった。彼は孤独なままだったのだろうか?どうやら来年早々に地元で見るチャンスあるようなので逃さないようにしなければ。
『エクスペンダブルズ』あの爆破!!!!!
『おまえうまそうだな』父恐竜の覚悟に感服。が、自分の目線で見れるキャラクターがいなかった。

11月に見た映画
雷桜駄作。どんな作品でも自分の魅力を出してくる蒼井優岡田将生を起用してこれじゃあ客から金取る資格ない。さらに柄本明のがんばりも物語に全く関係ないところへ向いてしまった。今年一年でたまった鬱憤をこの映画一本への悪口だけで晴らしてやりたい。そんくらいクソ。勘弁してほしかった。
バトル・ロワイアル 3D』オープニングの3D映像は迫力あった。興奮しました。まあ、あとの血が3Dでどーしたとかは勝手にやってくれという感じだったけど、映画自体は超最高なので文句なし。毎年劇場でやってください。

12月に見た映画
トロン:レガシー突付けばボロがたくさんでるけど、悪気があってやっているようには見えないので好き。ナビゲーター役ジェムに惚れた。

劇場鑑賞はここまで。下半期にかなり失速してしまった自分に喝ですね。数えなおしたら58本。ベストランキングを決めたときは57本だったのに・・・。何が抜けてやがった。来年は忘れんぼと面倒くさがりを直したいと思います。無理。
最後に自宅で見た新作映画からおもしろかった作品だけをチョイスして終わりたいと思います。

自宅で見た新作映画
バッド・ルーテナント本作のニコラス・ケイジを見ずして今年は終われない。
『渇き』ソン・ガンホのお相手をつとめたキム・オクビンにノックアウト!キム・オクビンビンでっす!
ファンボーイズ大爆笑コメディ。スター・ウォーズ以外の他の映画オタクを主役にした作品も見たい。
ソラニン宮崎あおいの彼氏役なんて誰がやっても霞んでしまいそうな役なのにそつなくこなした高良くんはなかなかやる。まあ、他でもなかなかやってるけど。ちなみにタカラくんじゃなくてコウラくんですのよ。
『ブルーノ』これぞアメリカのお笑い。基本的に体制をぶっつぶせという話は大好きなんだけど、ここまでやってくれとは誰も頼んでいないのがミソ。『ボラット』より数段よかった。
ジェニファーズ・ボディ軽い気持ちで見たら意外にもつくりこまれていてびっくり。それもそのはずで製作脚本に『JUNO/ジュノ』組がいます。ただ、ミーガン・フォックスが黒いゲロ吐くだけじゃなかったのは確かですが、年頃ガールの友情の機微をうまく描き切れているとは思えなかった。まあ、黒いゲロしか覚えてないんだけどねw
『さんかく』大傑作。あんな笑顔を見せられたらダメな男はダメなままではないか!との思いがあり後味は微妙。それにしても本当によくできていた。
すべて彼女のために地味な傑作。でも、やるんだよ!の精神を勝ち取るまでの葛藤を一本の映画にしたという印象。とてもおもしろかったです。
サバイバル・オブ・ザ・デッドゾンビで西部劇。ロメロ御大のゾンビ映画は他のひとのと違う。なんか違う。すごくおもしろかった。
エアベンダー最強の味方がいる安心感。1本で完結してほしかったけど、まあ、いい。単純にアクションシーンがよかった時点で満足できました。
making of LOVEとにかく驚かされた。開始数十分はこの映画はどーゆースタンスで見てればいいのか?と困惑したけど、その興味の持続が後の感動につながる。
アドベンチャーランドへようこそ』ひと夏の経験がとてもよく描けていました。夏休み好きだなー自分。主人公を演じた『ソーシャル・ネットワーク』でも主演をはるジェシー・アイゼンバーグからはなんとも言えない少年ぽさを感じます。彼を見ているだけでもたのしめました。

はい、ここまで。今年もいろんな映画を見ることができました。来年はたぶん3月くらいまではハイペースを保つと思いますが、春以降はわかりません。『レスラー』で一皮むけた感のあるダーレン・アロノフスキー監督の『ブラック・スワン』にはかなりの期待感を抱いてるので、それだけは日本全国どこへでも、たとえ死んでも化けて見に行きたい思います。あとの目標とかは、うーん、特にありませんねw来年もまたこうして見た映画をふりかえることができて、思い出すだけでいい気分になれるような作品になるべく多く出会えたら最高だなと思います。それでは、さようなら2010年。いざ2011年へ。よいお年をお迎えくださいまし。