いずむうびい謹製2011年のベスト映画

パンパカパァァァァーンッッ!

はーい。数を出しますよ数をー。今年の劇場鑑賞は71本。自宅鑑賞本数は31本。いやったーひゃくいってるじゃんかひゃくー。はい。なんとか大台にのせて2011年劇場公開作品102本を鑑賞することができました。そのなかから「好きだ!この映画好きだ!」という映画を10本セレクション。

では、さっそくいってみよーやってみよー!

2011年ベストテン!

01.『スコット・ピルグリムvs.邪悪な元カレ軍団』
02.『ピラニア3D』
03.『宇宙人ポール
04.『映画 けいおん!
05.『ステイ・フレンズ
06.『台北の朝、僕は恋をする』
07.『ドリーム・ホーム
08.『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』
09.『ソーシャル・ネットワーク
10.『ワイルド・スピード MEGA MAX』

ででーん。決まりました。


10のワイルドスピードヴィン・ディーゼルに恋するロック様というテンションメガマックスの展開に大バカにもほどがあるカーチェイスでめでたしめでたしというシリーズの今後の方針が全く見えてこない素晴らしさです。

9と8にハングオーバー!!』『ソーシャル・ネットワークの話題作。前者のエンドロールで爆発させる語り口と、後者の120分に凝縮する語り口。どちらもクセになるドープなカンジが最高でした。これからもよろしく。

7のドリーム・ホームは、夢を掴み取る美女のかっこよさだよ。『ノーカントリー』('08)の最初の殺人で革靴の跡が床に残ってるシーン。あれを素人がひたすらにやってくれる。みのもんた「ドリームホーム、いいね〜!」言ってほしい。

6と5は胸きゅんのラブストーリー。台北の朝、僕は恋をする』の世界にいけたらボクにだって・・・ボクにだって・・・!ステイ・フレンズの二人の会話には歌を歌っているようなリズムがあって心躍った。どちらも映画ならではの心地よさだね。

4に映画 けいおん!が入るのは致し方ない。これは、致し方ないことなんです。

3には宇宙人ポールを。一度エントリアップしたときは「したコメで見たときにネタについていけなかったし、ぶっちゃけ内容忘れてるし…」という迷いを覚えて次点にも入れられなかったボクなんですが23日に公開されてからの当然のような大絶賛の嵐に激しくジェラスいたしましたのでお願いします仲間に入れてくださいぃぃ(のどにチョップしながら宇宙人声で)

2と1に関してはもう言う事がない。夏の風物詩になった『ピラニア3D』と、映画がつよくてニューゲームのスコット・ピルグリム。いやぁ、とにかくもう超最高だよ。パーフェクト!


以上がベストテン。もったいないので次点もいくつか。

イップ・マン 葉問
『幸せの始まりは』
ヒア アフター
シリアスマン
スカイライン-征服-
キッズ・オールライト
『デビル』
インシディアス
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
50/50 フィフティ・フィフティ
『MAD探偵 7人の容疑者』
グリーン・ホーネット
ソウル・キッチン

『幸せの始まりは』は言葉をつまらせる瞬間が印象的で、『ヒア アフター』はメッセージを受け取れてるかわかんなくてボクが言葉を詰まらせるけど、イーストウッドの何か見えてる感がイイ。『シリアスマン』はコーエン兄弟が好きそうなのを好きなだけやった可笑しさが良くって、『キッズ・オールライト』『50/50』はとにかくみんなに幸あれ。『デビル』『インシディアス』もニヤニヤしっぱなし、『キャプテンアメリカ』の大雑把な突入と『グリーンホーネット』のイカれた映像表現も大好きだった。『ソウルキッチン』には「こいつらノーギャラ?」と思ってしまうほどのどんちゃん具合に癒されたし、『イップマン葉問』も感激して泣いた。『MAD探偵』の人格の視覚化にはたまげたよね。うん。はー、次点作品もベストテンと同じくらい最高だったですよ。


ちなみに邦画は、これからの出来高へ期待も込めて『探偵はBARにいる』。とにかく置かれた境遇に引き込まれて泣かされた『八日目の蝉』。大野いとちゃん&市川海老蔵を見る『高校デビュー』と『一命』。これくらいしか心置きなく好きになれなかったですね。逆にワーストを挙げるとなると『モテキ』『ラビット・ホラー』のふたつは悪口を言う気も失せるほど見たことを消去したい作品、という風に邦画が下位独占。まぁ、でもあんまし見てないですね。なんか今年はタイミング合わないのが邦画に多かったかも。

以上なカンジでした。それではこれにて。いずむの2011年ベスト映画。おわります。