み〜んなの目線を〜いただき〜まゆげ〜『白雪姫と鏡の女王』

白雪姫と鏡の女王』感想。

AKBこじはるのテキトーを超えた魔法のような予告編にやられて見に行きました、ってのはウソですが、大変面白かったです。面白いというよりとにかく愉快な映画でありましたね。なんてったって、色彩豊かな衣装/美術にまぎれこんでくるのが、姫の眉毛!小人の胸毛!そして、王子の胸毛!ですよ。

昨年『塔の上のラプンツェル』(2011)でも強く感じましたが、プリンセスのプリンセスによるプリンセスのための映画ってイイですよねぇ。見ていて気持ちイイです。あと、良かったのは映画に流れる妙なツボの外し方で、小人たちによる鍵やっぱりありましたーネタを立て続けに使ってきたりする自由奔放な感じが心地よかったですね。

自由奔放と書きましたが、なまじ映画鑑賞ということに慣れてしまっているせいか、知らず知らずの間にその後の展開なんかを予測しちゃったりして、どうもその確認作業みたいな感じに映画を見てしまっていることに気が付いたんですね。まぁ、それもモノによっちゃイイとは思うんですが、この映画は間違いなく“身を任せる”ほうの愉しさで、そんな風にフラットな状態で見ていたらば、インド風ミュージカルというオマケもついてきてやっぱりとっても愉快なのでありました。あー面白かった。おわり。