いずむうびい謹製2015年上半期の映画ベストテン+α

上半期のまとめ。劇場鑑賞は27本。少ねっ!と思ったら月平均で4〜5本だから、まぁそんなもんかなと。去年くらいから「すげぇ見たい」と思うものしか見ない体質になってるので、こうなりますわな。というわけで、そんな中から劇場鑑賞映画10本をセレクト。


2015年上半期映画ベストテン

01.『マッドマックス 怒りのデス・ロード
02.『ピッチ・パーフェクト
03.『海街diary
04.『寄生獣 完結編』
05.『きっと、星のせいじゃない。』
06.『セッション』
07.『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
08.『味園ユニバース
09.『くちびるに歌を
10.『ドラゴンボールZ 復活の「F」


いたってフツーな並びになりました。

鑑賞から1週間経っても脳内麻薬出っぱなしの1位『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。下半期に控えてる映画のハードルをグワーーーッと上げる大傑作でしたね。マッドマックスもう一回見たいからスクリーン取っちゃうアベンジャーズは1週遅れて公開でもいいよ?なんてちょっぴり思ってます。マックス、ニュークス、フュリオサ、五人の妻、バイクの婆さん、イモータン・ジョー、武器将軍と乳首男爵、リクタスやシタデルの民たち、核で汚染された世界で人間の尊厳が失われ、そして再生していく気高い血の通った物語です。


2位『ピッチ・パーフェクト』は、オープニングのゲロで心掴まれ、あとはもうアナ・ケンドリックら面々がどう束ねられていくのかに身をゆだねて幸せになれる映画でした。歌の古今東西ゲームみたいな生歌合戦シーンが最高に楽しい。3位には『海街diary』。綾瀬はるか長澤まさみ夏帆広瀬すずの四姉妹は最強カルテットとして語り継がれることでしょう。夏帆はあの店長さんと「お似合い」に見える不思議な魅力を身に付けました。


4位『寄生獣 完結編』。デスノートるろ剣、そして進撃の巨人。個人的に観測した「邦画2部作もの」で染谷くんと橋本愛ちゃんの美しいラブストーリーを描いたこの映画は間違いなくトップ。5位『きっと、星のせいじゃない。』は登場キャラクターの立ち居振舞いの微笑ましさにやられました。『ダイバージェント』(2014)でも組んでいたシェイリーン・ウッドリーアンセル・エルゴート。好き。


6位『セッション』はクソ教師とクソ生徒のクソ絆。7位『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』はその重厚さに終始釘付け。8位『味園ユニバース』は苦手だった二階堂ふみちゃんが可愛く思えたのと主題歌「ココロオドレバ」がとにかく好き。9位『くちびるに歌を』はガッキーのピアノシーンがそよ風みたいで良かったし、自閉症を持った青年アキオを演じた黒猫チェルシー渡辺大知関連の描写が素晴らしかった。10位『ドラゴンボールZ 復活の「F」』はベジータと悟空が拮抗したレベルになってて嬉しかった。「復活のF」とか「ゴールデンフリーザ」とか「スーパーサイヤ人ゴッドの力を持ったサイヤ人によるスーパーサイヤ人」とか、声に出したい日本語になっている点も素晴らしい。


〜〜〜おまけ〜〜〜

今年の12月で30歳を迎えるので〈20代のうちに見た映画ベストテン〉をササッと選んでおこうと思います。劇場鑑賞優先。今年見たやつは熱量がホヤホヤすぎるんで除外。記憶頼みでパッとね。ブログ6年目、Twitter3年目の結晶がここに!(?)


20代・映画ベストテン!

01.『スコット・ピルグリムvs.邪悪な元カレ軍団』(2010)
02.『パシフィック・リム』(2013)
03.『ダークナイト』(2008)
04.『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』(2008)
05.『アメイジングスパイダーマン2』(2014)
06.『レミーのおいしいレストラン』(2007)
07.『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012)
08.『風立ちぬ』(2013)
09.『天然コケッコー』(2007)
10.『スピード・レーサー』(2007)


上位3本の衝撃は別格。てか、選び始めたらやっぱり10年って長いなーと。ブログやり始めたここ5〜6年で見た映画に思い入れがありますね。さて、残りの半年間でマッドマックス並みの衝撃を味わうことはあるのか。楽しみです。それでは、また。