見てたけど特に書くことなかった2本『タッカーとデール 史上最悪にツイてないヤツら』&『TIME/タイム』
『タッカーとデール 史上最悪にツイてないヤツら』
おもしろかった。見た目の雰囲気だけで殺人鬼扱いされてしまうツイてない二人の大変な一日。山へキャンプしにきた大学生たちが、たとえば1〜4まで選択肢があったとして、そのうちの4番がハズレくじだとすると、ずっとハズレくじばかり引き続けてくれてまったくもってGJ。いくら友達が行方不明になったからといって、大の大人っぽい人と一緒に穴を掘っていたくらいで「ヤバイぜ!自分の墓を掘らされているっ!!」という発想はない。そのありえなさが映画的被害妄想というべき素晴らしさであったよ。この映画で長編映画デビューのイーライ・クレイグという監督さん。笑わせ方に今までの映画を踏襲するようなセンスを感じたので、これからに期待。エドガー・ライトやザック・スナイダーのようにデビュー作とは違ったジャンルで魅せてくるのかこのままのカンジでくるのか。それと、画像にあげたパツキンガールのカトリーナ・ボウデンという23歳の女優さん。すごく綺麗で良かった。でも、最近、婚約したらしい。と、なると、これから女優業にはあまり専念しないのかなぁ、とか思ったら『ピラニア3D』(2010)の続編に出演するらしい。よかった。『タッカーとデール』では下着姿だけだったけど、それなら肢体を露にしてくれることも期待できるじゃないか。と、本編にあまり言う事がない満足感を得ているボクの実に映画的な着眼点を披露して、おわり。
『TIME/タイム』
ジャスティン・ティンバーレイクがでているからという理由だけで、不安になるくらい期待していたら、なんと映画本編の7割くらいを寝て過ごしてしまった。時は金なり、特に映画料金を払って映画館に入場して過ごす時間はそれそのまま時は金なり、トホホ。というのが、映画に対する感想だという爆死体験をしてきたのだけど、飛ばし飛ばしに30分くらいしか見れていない感想を言わせてもらえば、そんなに悪くなかった。良くもないけど。撮影がロジャー・ディーキンスだというのは後になって知ったけど、今イチバン気になる俳優であるジャスティン・ティンバーレイクと個人的には全然ハァハァしない女優アマンダ・セイフライドの二人がクライマックスで駆け抜けている姿などがよかった。うーん、他にも色々あった気がするけど忘れちゃった。画像にあげたキリアン・マーフィーについて何がどう描かれていたのかという部分をほとんど見ていないので、彼に関する感想が無いのは痛かった。というか、タイムキーパー側の彼を主人公に据えて、社会構造うんぬんに疑念を抱かせるだとか、彼のことを見るとスラムの人たちがひゃあっってなる画だとか、そういう風なのが見たかったな。いや、それじゃ古いかなぁ。まぁ、そんなカンジであんまり見たうちの鑑賞に入れられるカンジではなかったよ。無念。おわり。