2012-01-01から1年間の記事一覧
昨年につづいてデヴィッド・フィンチャー作品を二日連続で見てきました。熱をあげて大傑作!と言うほどの興奮は無いんですけれど、どこか魅力を感じずにいられないというかいつまでも見ていられるというか。一体自分がこの映画をどう好きなのか?っていうの…
物語の主人公はニューヨークに住む9歳の少年オスカー(asトーマス・ホーン)。オスカーは、思ったことをなんでも口にしてしまう子で、良い言葉も悪い言葉も思ったことは全部包み隠さずに言ってしまうんですね。その言葉は時に嘘にもなりますが、観客には「…
『ステイ・フレンズ』(2011)で新風を巻き起こしてくれたウィル・グラック監督と初主演を飾ったエマ・ストーンの作品。大期待しながらさっそくレンタルして見ましたよ。いや〜〜〜エマ・ストーン!羽ばたけエマ・ストーン!『スーパーバッド 童貞ウォーズ』…
クリント・イーストウッド監督最新作。公開規模の小ささが気になりますが、とてもおもしろかったです。前のめりになって集中して鑑賞してきましたよ。謎の多い人物であるFBI初代長官ジョン・エドガー・フーヴァーについて、その謎に重きを置くのではなく…
昨年見ていたら間違いなくベスト10入り!手に汗にぎる緊張感と頭が沸騰しそうになるくらいのバカバカしさを同時に感じる傑作でありました。「人間のお顔とお尻をくっつければ、ムカデ人間の出来上がりなのだ!!」という、一体どんな切り口でツッコみを入…
友人として叱ったり諭したりしてくれる人は、貴重だと思う。人に「えっ・・・」と思われることは恥ずかしいことだけれど、その都度、何か嫌な思いを味わわないと、自分のなかにあるその原因に気付きにくいし、気付いていたとしても、それを認めることはとて…
『メアリー&マックス』(2011) 元日に見ていました。『アメリ』(2001)のオープニングにあった毒気をクレイアニメーションで仕立てたような作品で出来上がりがとにかくすごい。メアリーとマックスの二人を俯瞰でとらえるシーンがそれぞれの世界の在り方を…
昨年、ラテンビート映画祭で公開された『The Last Circus』という映画がたいへんな傑作らしく、アレックス・デ・ラ・イグレシア監督に興味を持ちました。まずはその『The Last Circus』の予告編をぺたっ。 なんじゃこりゃ。お願いします。今すぐ公開してくだ…
『エンディングノート』 仕事の計画だとか人生設計だとかの「段取り」をとても気にする人物であるお父さんがまずとても魅力的で、ああこの人はイイ人だなと一発で思わせてもらえたのがよかったです。奥さんと出会って結婚して長男・長女をつくってヨシこれに…
『フライトナイト/恐怖の夜』 映画始めはこれ。とてもおもしろかったです。どうもボクは映画のテンションがなかなかつかめなくて最後まで「なんじゃこりゃあ?」と思いながら楽しんでしまいましたね。コリン・ファレルのタンクトップという出で立ちがナニ狙…
新年あまけしておでめとうございます。昨年と言ってもまだしっくりこない2011年は震災をはじめ色々なことがありました。こんな駄文を読んでくださっているたくさんの人とお会いする機会があったり、そこからまた新しい映画との出会いがあったりで、本当にい…