2010-01-01から1年間の記事一覧

北川景子という春一番「花のあと」

まず、とても美しい映画でありました。単純に映し出される風光明媚な景色たちに、まあアホみたいだけど「そういえば、日本には四季があったんだなあ」なんて思わされてしまいました。今この時期だからこそ余計にはっとさせられる春の桜。夏が過ぎると秋の紅…

Perfume〜ある褒め殺しの物語〜「直角二等辺三角形TOUR」

昨日はホワイトデーなる日だったようですが、今年2010年は成人してから初めての『ゼロ年代』だったので、「チョコレート?は?ディスコぅ!!」ということになってしまいました。はい、ついに買ってしまいましたPerfumeでっす。だいぶ昔になるけど、大好きな…

うまいが一番!なんだけど「ジュリー&ジュリア」

これはブログはじめてから頻繁に起こるようになったコトなんですが、映画館に足を運んだときその映画が割とマイナーなやつだったりすると、「あの人はもしかして誰々のブログの高評価を受けて来たんじゃあるまいか?」なんてことを考えてしまってソワソワし…

戦闘民族サイヤ人「ハート・ロッカー」

ぼくら世代の男子なら、まず読んでいて当然の漫画のひとつに『ドラゴンボール』がある。地球育ちの心やさしいサイヤ人・孫悟空が並み居る悪党、異星人たちをその肉体で屠り去っていく物語だ。もちろん7っ集めると願いが叶うフシギな玉ドラゴンボールを集め…

疑問符のある世界「1Q84 BOOK2」

「たかが映画…」なんて台詞を平熱で吐くやつが、ぼくは大嫌いだ。単にそういった文化系のなんちゃらに興味が無いのならまだしも、あの映画のここがどーしたあそこがあーしたという話に花を咲かせているときに、「その話パス」とでも言いたげに話の腰を折るや…

W杯がくるたびにわたしはやってくる「フランス0-2スペイン」

代表ウィークの今週は各国で国際強化試合なるものが開催されており、W杯前の試金石として注目カードが目白押し。なかでも一番の注目カードはやっぱこのフランスvsスペイン。ぼくの知る限り「無敵艦隊」だなんて呼べる強さは一度だって無かったはずが、E…

そんな催し物「パレード」

うーん・・・。もうワンパンチ何かがあれば、心置きなく傑作!と思えるはずなんだけど、何故だかそのワンパンチの正体がイマイチよくわからない。でも手放しで面白い!と言う気にはならないんだよなあ。なんてーか最初から最後まで「物語がどこへ向かってるのか…

アメリカンドリームまたひとつ「しあわせの隠れ場所」

これはサンドラ姐さん、ハマり役!あまりのかっこよさに惚れ惚れさせてもらいました!なんかいっつも旅行帰りみたいな格好してるんだけど、これがまたバッチリ似合ってしまうんですなあ。さすがセレブ。ぼくは相手に合わせてド○にもド○にもなれちゃうんです…

★3月のいずむうびい★

最近ちょいと忙しくなってしまったうえに、定期的にやってくる『映画観れない病』にかかってしまったので、時間があるときはたいてい『1Q84』しております。なんか次に映画館いくときのこと考えると緊張すんなー(笑)最近、映画観てると頭ん中があらぬ方…

2010年2月星取表

フレディVSジェイソン ★★★★マイ・ライフ、マイ・ファミリー ★★★ホリデイ ★★パンチドランク・ラブ ★★★★おとうと ★★★夜更かし羊が寝る前に〜君を捜しに行くまでの物語〜 ★★インビクタス/負けざる者たち ★★★★チャーリーズ・エンジェル ★★★★板尾創路の脱獄王 …

とりあえずの考えをジにしてみる「1Q84 BOOK1」

「映画館で映画を観る」ということの「理由」が、そうでないひとを説得できなくなってどれくらい経つだろう。やれ料金が高いだの、やれ自宅のほうが落ち着くだの、挙げ句にはすぐにレンタルが始まるだの、、、。そうでないひとが言う意見は簡単に聞こえるも…

お口にチャック「コララインとボタンの魔女 3D」

初声優の榮倉奈々は結構がんばってた。少なくともヘタではなかったよ。けど、この映像がつくりだすあまりに表情豊かなキャラクターの声としては、ちょっと遅れを取るかなと思う。表情の演技についていけてないカンジ。劇団ひとり、戸田恵子も黒ネコと魔女の…

そらキミまちがえるぞ、はっ「板尾創路の脱獄王」

そこそこ面白かったんだけど『そこそこ止まり』でした。脱獄モノの映画のなんたるかまではよく知らないけど、まずインパクトありすぎな風貌にインパクトありすぎなタイトルの出し方。これで一気に興味がわいたし、あるときまでは國村隼を案内役として良い感…

なによりも説得力がある「インビクタス/負けざる者たち」

くそぅ!やられた!またイーストウッドに泣かされた!なんだってこんなに良い映画ばかりつくるんだ!人間ってこんなにすばらしいの!?これほど心動かされるの!?信じられない!ちょっと尋常じゃないほど感動したよ!泣けて泣けてどうしようもなかった!!…

アダム・サンドラー、テメエこの野郎!「パンチドランク・ラブ」

先日発表されたアカデミー賞のノミネート。作品賞にノミネされたやつでぼくが一番期待しているのは「マイレージ、マイライフ」なんだけど、マイレージに取り憑かれた男がマイライフを取り戻していく…というお話らしく、「そんなんなんかあったな…」と思って…

お姉ちゃん、おおきに「おとうと」

みてきました。いやあ、まずこの作品がMOVIX宇都宮の一番でっかいシアターでかかってたことにビックリしましたよ。いや別にいい、というかむしろ嬉しい?くらいなんだけど、映画館を2っしか渡り歩かないぼくは「何番シアターならあのへん」とか「何々…

★2月のいずむうびい★

『インビクタス/負けざる者たち』 『抱擁のかけら』 『食堂かたつむり』 『バレンタインデー』 『コララインとボタンの魔女』 『恋するベーカリー』 『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』 2月はこんな感じ。とりあえず邦画1本目のつもりだった『お…

2010年1月星取表

ミツバチのささやき ★★★★★アマルフィ 女神の報酬 ★ROOKIES -卒業- ★ちゃんと伝える ★★★パイレーツ・ロック ★★★母べえ ★★★★誰も守ってくれない ★★(500)日のサマー ★★★★マン・オン・ワイヤー ★★かいじゅうたちのいるところ ★★★★縞模様のパジャマの少…

マンホールの違いがわかる男たち「ゴールデンスランバー」

原作伊坂幸太郎×監督中村義洋というお馴染みのコンビの本作だけども、まずなにを期待したかって、そりゃあ堺雅人。なんてったって堺雅人でしょう。いまノリにノッてる彼がぼくも大好きなので、彼がでている作品には彼見たさ以外に何も求めず向かってしまうの…

見渡すかぎり恐怖「パラノーマル・アクティビティ」

あらすじを知らずに観たらビックリ、まさかあのことを思い出すとは…。中学2年のちょうど今ごろ、ぼくはとんでもない体験をした。普段は熟睡すぎるくらい熟睡してしまうのだけど、その日だけはふと目が覚めてしまい、向かいの壁に掛けてある深夜2時を差す時…

まつ毛って男も長いほうがいいの?「ラブリーボーン」

期待していたほど、というかむしろつまらなかったなあ。なんてーか色々あるんだけど…。「結局、何を映画にしたかったの?」と思ってしまったね。ところどころがそれなりなんだけど全体として観ると「?」がつくことばかり。トンデモになりきれない『ファウン…

日本人は強いんです!「26世紀青年」

映画ファンの定義がいまいちわからずに映画ファンを名乗りたがっているぼくだけど、なんだかこの映画観てたら「やっぱり今の日本映画界はよくねぇよなぁ…」と改めて憂鬱な気持ちにさせられたよ…。映画の内容は見た目も中身もすべてが「平均値」という奴が主…

主人公の名前もナポレオン・ダイナマイトだったとは…「バス男」

このDVDがレンタルリリースされたとき「は?バス男?なに電車男のパチモン?ハイハイw」と当たり前のように思った。よくよく考えてみればアメリカが電車男のパロディなんてつくるわけがないので、「やらかし邦題」だとわかるんだけど、なにしろまるでシ…

青春は、急がず焦らず悶々と「色即ぜねれいしょん」

こーゆー映画を楽しむには制作者と同年代で当時の雰囲気を懐かしいと思えなきゃ駄目なんだろうか。青春って時代で違うとこはあっても根本的には同じじゃないんだろうか。とにかくぼくはこの映画で満足することができず、映画の雰囲気とはべつの悶々とした気…

悪魔は悪魔だ「Dr.パルナサスの鏡」

まず、ああそうだったの!と思ったのはタイトルにもなってる「パルナサス博士」がヒース・レジャーじゃなかったのか!ってこと。やっぱり「テリー・ギリアムの新作」というよりはどうしても「ヒース・レジャーの遺作」ってイメージがあったから、てっきりぼ…

90sレクイエム「BANDAGE バンデイジ」

単なるジャニタレ映画だと思ってたら、べつに普通に観れてしまう地雷もどき映画でありました。小林武史について語る術はもちろんないんですけど、なんだか観てて「現代の日本の音楽に対する憂い」みたいなものを強く感じたなあ。ジャニーズである赤西が演じ…

晴れのち曇り「縞模様のパジャマの少年」

祝!『ハングオーバー』劇場公開けってーい!ということで気分は爽快!晴れ模様!な今日この頃ですが、いやはやめでたい限りですね。まあ栃木はどうなるかわかんないんですけど、ぼくもちゃっかり署名させてもらったので劇場公開時にはどこへでも行っちゃい…

「破」は?「ハングオーバー」は?

今年に入ってからずぅぅぅーっとある衝動に駆られているのだけれど、これが困ったことにいつになったら実現するのかさっぱりメドが立たないのです。ぼくは基本的にはMじゃないので、そろそろちょっとガマンの限界どえす。まあその衝動ってのが、マリ…いやヱ…

勝って兜のなんとやら「バルセロナ4-0セビリア」

昨日の朝、ショッキングなミスに気が付きました。わざわざ渋谷まで観に行った『(500)日のサマー』ですが、ぜったいにパンフレットを買うぞ!と意気込んでいたにもかかわらず、どうしたことかばっちし忘れております。きっとパルコ探しにあたふたしたせ…

まだこどもだもんね「かいじゅうたちのいるところ」

心待ちにしていた期待作をさっそく観ちゃいました。いやぁ、よかった!すばらしかった!何て言うかこどもですねこ・ど・もッ♪まず主人公マックスくんを演じたマックス・レコーズくんがですね(本名だったんですね)、ハンパなくかわいい!!半開きで眠たそう…